懐かしい道具の紹介です。
これはカーブ定規とクロソイド定規です。
道路は直線と曲線を組み合わせて設計していくのですが、これは曲線部分を描く定規です。
昔は手描きで図面を描いていたので、このような道具が必要でした。
私たちの世界では、平成元年頃から紙の図面からCAD化が進み、平成18年頃には完全に電子化されました。
現在はCADも3Dになり、BIM/CIMやDXといった言葉も日常になり、カーブ定規もクロソイド定規も会社の片隅に置かれていたのですが、
この度、会社のレイアウト替えに伴いさよならすることになりました。
古い道具たちとの別れは寂しいものがありますが、新しい道具たちと上手に付き合っていくしかありません。
でも記録として、ここに記しておきたいと思います。
掲載日:2022.07.28